記念館だより

鎌倉駅地下道ギャラリーにて記念館の情報を展示しています

2017.06.27

鎌倉駅の東口と西口をつないでいる地下道ギャラリーで本日より当館の情報を展示しています。

ディスプレーの準備をしている最中もたくさんの方に関心を持っていただき声を掛けていただきました。

7/7(金)から始まります新しい企画展「映画と音楽の素敵な出会い」や夏休みイベントの情報もご覧いただけます!

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こちらの展示は7/2(日)までとなっておりますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。

また、5月に開催された第70回カンヌ映画祭の公式グッズの販売も当館にて行っております。数量に限りがございますのでお早めにお買い求めください。詳細はこちら。(つむぎ)

本日から!「紫陽花を楽しむ 季節の庭園公開」始まりました!!

2017.06.16

本日6月16日から18日までの3日間、庭園を公開しております。

映画チケット、当日入館チケットをお持ちの方は庭内もご覧いただけます。

様々な色の紫陽花はもちろん

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庭一面に咲いている小さな「ヒメイワダレソウ」も見頃です。

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庭園にはのんびりお座りいただけるベンチもございますので、今週末鎌倉散策の小休憩に是非お立ち寄りください。(つむぎ)

冊子「鎌倉映画地図」と散策ツアーの開催

2017.06.02

5月25日、特別展「鎌倉映画地図」の関連イベントとして鎌倉で撮影された映画のロケ地を巡る散策ツアーが開催されました。当日は、本展のイラストレーションと冊子「鎌倉映画地図」を手がけられた宮崎祐治さんをゲストに、参加者の皆様と記念館周辺を中心に歩きました。朝方の雨もあがり暑さも和らぎはじめ、絶好の散策日和となりました。

宮崎祐治さんは、昨年、東京を舞台にした映画をイラストレーションとエッセイで描いた著書「東京映画地図」を出版され、キネマ旬報映画本大賞2016の第7位を受賞されました。また、日本映画ペンクラブ奨励賞を受賞されています。今回の特別展は、以前より宮崎さんからぜひ「鎌倉映画地図」を作りたいとの話があり、企画が始まったものでした。

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まずは記念館から路地を巡って、一路、老舗のカフェ「ミルクホール」の前まで。ここは鈴木清順監督の代表作『ツィゴイネルワイゼン』の一場面が撮影された場所です。そして、かつて洋画専門の映画館「市民座」があった若宮大路沿いのスルガ銀行の横を通り、「妙本寺」へと向かいました。「妙本寺」は『ツィゴイネルワイゼン』の豆まきの場面が撮影され、岩下志麻さんが主演された『辻が花』(中村登監督)の一場面も撮影されています。次に同じく鈴木清順監督による『陽炎座』のファーストシーンが撮影された「琴弾橋」へと向かい、最後は若宮大路から「鶴岡八幡宮」へと巡りました。「鶴岡八幡宮」は小津安二郎監督の『晩春』をはじめ、原節子さんが主演された『白魚』(熊谷久虎監督)や『ツィゴイネルワイゼン』など多くの名作が撮影されています。

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当館スタッフの解説と宮崎祐治さんの楽しいトークで、普段の鎌倉の風景が、映画の街・鎌倉の風景へと変わる散策ツアーとなりました。
現在、記念館のグッズ売り場限定にて冊子「鎌倉映画地図」を発売しています。ぜひ冊子を片手に鎌倉の街を巡ってみてはいかがでしょう。(文)

冊子「鎌倉映画地図」表紙

冊子「鎌倉映画地図」表紙
*特別展「鎌倉映画地図」開催期間中、特別価格600円にて販売しています。

5月14日、鎌倉シネサロン「今、“鎌倉アカデミア”とは」を開催

2017.05.28

当館は、これまで鎌倉と映画をテーマに鎌倉シネサロンにて鎌倉アカデミアに関するイベントを開催してきましたが、その集大成ともいえるのが、5月14日に開催した「今、“鎌倉アカデミア”とは」です。
昨年、ゲストとしてお越しいただいた大嶋拓監督から、鎌倉アカデミアに関するドキュメンタリー映画が完成するとのお話をいただき、ぜひゆかりの鎌倉で上映ができたらとのご相談を受けたときからこの企画が始まりました。その後、鎌倉アカデミアが授業を開始した5月14日に日程が決まり、あわせて、大嶋監督に対談相手として春風社代表である三浦衛さんをご紹介いただき、このたびのトークイベントが実現しました。

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映画『鎌倉アカデミア 青の時代』は、2006年に鎌倉の光明寺で開催された鎌倉アカデミア創立60周年記念祭から撮影が始められた作品で、その後、大嶋監督自ら多くの関係者へのインタビューを行い、約10年の歳月をかけて完成させたドキュメンタリー映画です。当日は満席の会場で映画が上映されました。

大嶋拓監督は、鎌倉アカデミア演劇科の教授であった劇作家・青江舜二郎氏のご長男で、鎌倉アカデミアの関係者との縁も深く、2013年には鎌倉アカデミア演劇科第1期生であった後藤泰隆氏によって創立された現代影絵の専門劇団かかし座を追った『影たちの祭り』を発表し、本作へと繋がっています。トークイベントでは、大嶋監督から本作の製作過程を中心に語っていただきました。また、春風社代表の三浦衛さんからは出版人の立場から、鎌倉アカデミアが伝える「自由」の意味や学問の世界における個人と教育の在り方を語っていただき、鎌倉アカデミアが、今、私たちへ多くの示唆を投げていることをあらためて実感することができました。

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トーク終盤には演劇科1期生で鎌倉在住の加藤茂雄さんにご登壇いただきました。加藤さんは長らく東宝撮影所で俳優として活躍され、『七人の侍』(1954年/黒澤明監督)や『ゴジラ』(1954年/本多猪四郎監督)など多くの日本映画の名作に出演された現役の俳優です。92歳になられる今も、鎌倉アカデミアで過ごした日々を、まるで昨日のことのように鮮明な出来事として熱く語られている姿が印象的でした。

今回、東京での劇場公開に先がけて当館で先行上映として開催させていただきました。この場を借りて、あらためて関係者の皆様をはじめとする多くの方々に感謝を申し上げます。今後も、ぜひ映画『鎌倉アカデミア 青の時代』を上映する機会をつくりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(文)