現在の企画展

歴史を旅する映画

2018年12月21日(金)~2019年3月10日(日)

映画は時空を超えたタイムトリップです。私たちは映画館の暗闇に消えることでほんの少し日常から離れ、スクリーンの中の世界へと吸い込まれていきます。時代をさかのぼってナポレオンやリンカーンとともに歴史が動く瞬間に立ち会い、タイタニック号の沈没やダンケルクの戦いを見届け、ドラマチックな展開にカタルシスを得て現在に戻ってきます。このような歴史絵巻の壮大な世界に人々を導こうとする夢は、映画草創期からありました。史実から伝説、神話までをベースにしたエピック・フィルム(叙事詩的映画)は、『カビリア』(1914年)を筆頭にイタリアで開花します。一方アメリカでは1916年にD・W・グリフィス監督によるスペクタクル史劇『イントレランス』が誕生し、巨大セットや豪華な衣裳はハリウッドの栄華を象徴するものとなりました。


 本企画展では『十戒』(1956年)『ベン・ハー』(1959年)『クレオパトラ』(1963年)など、50~60年代にハリウッドが巨額を投じたスペクタクル史劇の代表作を旅の出発点に、映画の舞台となった世界をポスターやパンフレットなどの映画資料をもとに辿ります。

 


展示協力:国立映画アーカイブ
チラシデザイン:相馬敬徳(Rafters)

企画展「歴史を旅する映画」チラシ(PDF4ページ、2.03MB)