鎌倉で珠玉の映画音楽を味わう

17/02/15

2月11日(土・祝)『ニュー・シネマ・パラダイス』の上映に合わせて、鎌倉在住のシンガーソングライターである秋元勇気(Citta)さんをお迎えし、「声とギターで聴く映画音楽」と題したコンサートイベントを開催しました。

cittaさん俯瞰

先週は、鎌倉でも雪やあられが降ったりと変な天気が続いており、2月にイベントを実施することの不安を感じてしまいましたが、当日は交通機関も特に問題なく、Cittaさんはさすがご近所というだけあって、機材を載せた台車を押しながら颯爽と登場されました。

当館の「映像資料室」は、映画の上映に最適な音環境になっているため、楽器の演奏には実はまったく向いていない、ということを、今回のイベントを計画中に知りました。
(音楽業界では、音がまったく響かずに吸収されてしまう空間を「デッド(dead)」と呼ぶそうで、まさに当館の劇場はそのような環境らしいです涙)
この記念館で音楽のイベントは金輪際できないのかも…と一時は諦めかけていたのですが、Cittaさんにご相談したところ、「PAを入れれば問題ないですよ。自分の機材を持っていきますよ!」と救いの手を差し伸べていただいたのでした。
ですので、出演はもちろんのこと、機材の手配に至るまで、Cittaさんがいなければ今回の企画は実現できませんでした。この場を借りて、改めてCittaさんにお礼申し上げます!

cittaさんミドル

コンサートでは、長年鎌倉に住み、先日亡くなった俳優ピエール・バルー氏の歌が懐かしい『男と女』から、ブラジルのボサノヴァを使った『黒いオルフェ』の「カーニバルの朝」、『禁じられた遊び』の名曲「愛のロマンス」、映画の余韻にひたりながら聴く『ニュー・シネマ・パラダイス』、『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘプバーンが歌った「ムーン・リバー」、そしてあまり知られていませんが実はチャップリン自身が作曲している『モダン・タイムズ』の「スマイル」と、映画音楽の中でも珠玉のラインナップで、会場全体がCittaさんの声とギターの音色に包まれ、贅沢なひとときとなりました。

映画の音楽を生の演奏で聴く機会はなかなかないと思うので、短い時間ながらも、皆様貴重な時間をお楽しみいただけたのではないでしょうか。
また、映画は映像だけではないのだということを、改めて確認する機会ともなり、今後も様々な角度から映画の素晴らしさを味わっていただける企画をご用意していきたいと思います。

cittaさん寄り

Cittaさんは、毎月第2土曜日に鎌倉FMの音楽番組「LIFE BEAT LAB」に出演、3月から1ヶ月間はJ:comの番組「空から紀行」に楽曲を提供されている他、ライヴ活動も精力的にこなしています。
地元鎌倉のアーティスト、秋元勇気(Citta)さんを、当館ではこれからも応援させていただきます!(胡桃)